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2015.08.15 カテゴリー:Daily Life

08/15/2015 “キンタルイワシ”


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わけあって、丹後に里帰り
里帰り、といっても、自分の家はすでにないのだけれど
親戚に里帰り。
でも、この親戚の家が、僕の正真正銘、生まれた家
僕は病院で生まれず、この親戚の家の”離れ”で
産婆さんにとりあげてもらった。
本当のおじいちゃんとおばあちゃんではないけれど
この親戚のおじいちゃん、おばあちゃんが、僕にとっては
本当のおじいちゃん、おばあちゃん、、て感じで
小学校の低学年までの記憶は、すべてココ。
もうすべてが、この家が起点になってる。
織物の工場だったので、男女あわせてたくさんの工員さん
親戚の人達、そして両親と、ほんとたくさんの人達に囲まれ
たぶん(なに不自由なく)育った(と思われる)。
別に、ややこしい家庭環境に生まれたわけでなく、たまたま
間借りしてた親戚の”母屋”に、おじいちゃん、おばあちゃん達がいてただけで
本当のジイさん、バアさんは父母両方にいた。
これ、本当に感じる自分の性格の事なんだけども
生まれて最初の5年間を、この環境の中育った事が、
自分の資質を作る上でそうとう、ん〜かなり大きかったのでは、
、と最近、強く感じる。
60年近く経って、ああぁ、そうだ!って事ですよ、
なんでもないような事だけれど。
20人近い大人の中で、僕が唯一の子供(新生児〜幼稚園児)だったわけで
どんな扱いされてたか、 容易に想像がつく。
(本人は無自覚そのものだけども、)

で、お土産でもらったオイルサーディン
この生まれた街の海でとれた”いわし”のオイル漬け
地元では「きんたる(ろ)いわし」と呼ばれてた。
子供の頃はオイルサーディンなんて食べなかったけれど
お酒を飲むようになって、この缶詰を愛用する事となる。
おいしいです、いやほんま。

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