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-poke Archive

2017.07.19

07/19/2017 “「めざせポケモンマスター」の事など”

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OHA OHA アニキ、で「めざせポケモンマスター」のデモ音源が流れた。
サビが違う」、、と、巷の声。
取材そのものは、戸田さんと一緒に約1時間以上されたけど
放映されたのは、数分だったと思うんですよ。
テレビなので、限られた時間の中
シンプルに1つのデモが流れた。
多分、メロがサックスっぽい音でわかりやすかった為
このデモが使われたと思う?違うか?
番組的には、それほど詳しく伝える必要はないと
思うし、あれで良かったとは思ってますけれど
いい機会なので当時のことを少し詳しく書いておこうか、と
作曲した側からの制作裏話を少し、
まず、ポケモンのアニメが始まって20年が経ち
今年は「めざせポケモンマスター」が再録音され映画で
届けられることとても光栄に思っています。
1996年、イシハラ(現TPC)さんから、アニメのOP、EDの
話を頂いてからデモを作りました。
当時のボーナスを録音機材に、も本当です。
歌を録音したかったので、当時、FOSTEXの8trのマルチトラックレコーダー
を中心に、いろいろ揃えた。
その時、大きく分けて3パターンの方向性の全く違うデモを作った。
Type A 歪んだギターメインのミディアム調ロック
    キャラが子供向けだと思ったのであえて少し大人路線。
Type B    ちょっとポップで可愛い方向、
     自分的に子供向けを意識した曲。
Type C    これが「めざせ、、」の原型なんだけど
    自分が音楽を好きだ、と自覚しだした頃を思い出し、
    その要因となった音楽的要素を足し算していく
    というようなコンセプトの元、作曲に取り掛かった。
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で、「言えるかな?」もOP候補だったというのはちょっと言い過ぎで
その原型のType Bにはちゃんとしたメロディが付いててサビも
しっかりあった。
(ネタ:この時のサビは「いっぱいサマー」/2004のサビの部分に亡霊のように存在してる。)

けれど、戸田さんが、ポケモンの名前だけでできた曲、というような案を
出してきたので、このType B のメロを取っ払い、オケを簡素化し
とりあえず、ポケモン名を連呼できるようなオケにして、OP候補ということ
ではなく、単にデモとして保留にしてた。個人的には、OP候補という意識は
全くなかった。
で、「めざせ」に至るデモType Cは完全なサビ違いを2つ作った。
そのうちの一つが、今回流れたデモ、、で、その後、戸田さんと
歌詞のやり取りをしながら、最終的なデモC12が完成し。
それを当時の音楽プロデューサーに渡り、編曲、録音されることになる。
番組で流れたデモ曲の「サビが違う」と放映後の反応ですが
それもそのはず、一番最後まで直しまくったのが
  いつもいつでも うまくいゆくなんて

からの8小節
まさに切羽詰まった締め切りの1日前の朝、
「閃いた!」というような感覚のもと
当時のMacの前に座ってデモを直したのを覚えてる。
あと、
3パターン作っためざせのデモのType A とB は実際自分で歌ったデモ
を制作したのだけれど、Type C は曲を構成してるブロック毎に、
よりノリを良く、とか覚えやすく、とか、より気持ちよく、という風に
どんどん変更していったが故に、いつも松本梨香さんがインタビューで
答えてるように「音域がとても広く、とても歌うのが難しい曲」とい
のも、とてもよくわかる。
けれど、それでも支持されてきてるのは当然、サトシ役、松本梨香さんの
歌唱によることが大きいけれど、曲の構成がうまく歌詞と
マッチし、小さいけれど曲の進行、起伏の中にドラマを感じられ
最後のサビに至るまで、テレビアニメ「ポケットモンスター」の
音楽そのものに仕上がったのではない、、か、と個人的には思ってる。
あぁ、あと編曲チェルさんによる生演奏のオケの良さとか、出だし
イントロの強さ、とかいろんな要因も当然重なってますけど。
曲ができたのは「偶然」ではあるけれど
当時の自分のこと考えると、
恐ろしいほど「気負う」というような気持ちはなかったし
他のアニメの音楽などを聴いてみるとか、そんなこともなく
自分が感じ、思ったままをノビノビと、
与えられたお題にしっかり対応すべく、
ポケモンの音楽制作に向かった、、
TVアニメのOP EDを担当する、ということが
どういうことか、全く自覚してなかった、気がする。
なんか、そういう姿勢が良かったんだ、と思う。(多分)
一番はじめの写真は
めざせポケモンマスターCD発売前に関係者に配られた
サンプルCDです。

2017.07.02

07/02/2017 “試写会@ポケモン映画”

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東京、めちゃくちゃ暑かったです。
毎年恒例、ポケモン映画、小学館連合試写会に行ってきた。
この試写会の連絡くる、、と
「あぁ、今年も夏かぁ、」
と。
冒頭、監督&ゲスト声優さんたちの舞台挨拶がある。
今年は、特にラフな感じで、個人的にはオモロかった。
これから公開される映画なので感想はなし。
けれど、
もっとロケット団が活躍してもいいのになぁ、、
もっと中身に絡んで欲しいなぁ、、と
毎年、映画のエンディングのスタッフロール見るたびに
そう感じる。

2016.11.05

11/05/2016 “スズキサン!”

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先月、19日の話。
ポケモンカード20周年のカントダウンイベントのため
六本木、ニコファーレに行ってきた。
なんと「スズキサン!」再結成で
最後に「とりかえっこ、プリーズ!」を熱唱。
ポケモンに馴染みない方(しかも、約20年前の頃を
ご存知でない方はなんのことやら?でしょうけれど)
小林幸子さん
イマクニ?
レイモンド
の三人が「スズキサン」
当時のカードのCM曲を歌ったグループ名。
いやぁ、懐かしい。
小林さんにも挨拶できた。
当日は
「風といっしょに」も歌ってくれた。
いや、20年前の録音時も思いましたが
「さすが!」の一言。
素晴らしかったです。

2016.09.15

09/15/2016 “ニャースのバラード”

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ニャースのバラード」放映された。
自分が作編曲で関わった
ニャースが歌う曲は結構あって
( 当然、歌詞は全部、戸田昭吾さんです。)
1997年 ニャースのうた
1999年 Hey!ピカチュウ
 同年  ニャースのパーティ
 同年    ニャースのうた2000
 同年    と★いってるにゃ
2003年 ポルカ・オ・ドルカ
で、今回の
2016年 ニャースのバラード
当然、ロケット団の中で参加するニャースもありますが、
twitter でも呟いた事なのだけど
ニャースの歌う曲は、SSW気分で
ほぼ「一筆書き」に近いムードで仕上げたものが多い
「ニャースのうた」はギター片手に作ったけれど
今回は音色をアコースティク・ギターにしたキーボードで
弾き語りに近い雰囲気で作っていった。
一番最初の歌いだしのコードの質感は
Hey!ピカチュウの歌終わりのピアノのコード進行から
始まってる。
これはなんとなく、歌詞を読んで、ん〜どんな始まりにしよう
と思案してるとき、あぁ、とそんな風に自分が流れた、、
この曲は完全に詩先で
戸田さんからいただいた歌詞をPCのモニターに張り付け
進めていった。
いまはTV用のアニメサイズだけ?だけども
フルサイズでたら、ぜひフルサイズを聞いてほしい。
そして、ぜひ自分でニャースになりきって歌ってみて
ください!!

2016.06.13

06/13/2016 “ポケモン総選挙”

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一週間前のイベントですが、
ポケモン総選挙」というイベントに出演しました。
公式なポケモンイベントに出演するのって久しぶりですね。
その様子はサイトで視聴可能。
今回の出演者の石原さん、増田さんは仕事でしょっちゅう会うし
ショコタン、松本梨香さんとも同じく仕事の歌録りとか
イベントの楽屋ではいろいろ会ってはいます、が、
自分も同じ出演者側、というのはそれほど多くかったかも
いや、楽しかったです。
それほど緊張もしなかったし、
綿密な打ち合わせなく、ササッと始まって
サクッ!と終わって
会場に来ていた約300人もファンの人達も満足だったのでは?
ちなみに、LINE LIVEの視聴者は50万人以上だったとか、

2016.01.05

01/05/2015 ” めざせポケモンマスター@アニメ紅白”

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毎年、紅白ってほとんと見ないのですが、
年末に、めざせ、、が流れる予定です、と連絡あったので、
どんな?だろ、、と、そのアニメ紅白とやらを楽しみに観た
サトシにふんしたゴールデンボンバー鬼龍院 翔郷ひろみ、、という
まぁ、想像を超えたコンビによる、めざせ!!
「ポケモン」って商品名なので、国営放送では流せない為か
なんとも、あっけない構成で、あっと言うま、の出来事。
嬉しかったですけどね、素直に。

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2014.07.23

07/23/2014 “J☆Dee’Z のピースマイル発売”

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今年の夏のポケモン映画、短編のEDテーマになってる
去年〜春までアニメのEDだった「X海峡Y景色
さらに、松本梨香さんがJ☆Dee’Z と一緒に歌う「V(ボルト)」も
これって、ホントのホントに偶然なんですが、
結果、すべて曲の作曲にかかわったという、
「ピースマイル」も評判よいみたいで嬉しいかぎり。
この曲の作曲にとりかかったのは今年の1月の終わり?
2月の始めくらいかなぁ、、なんか口ではなかなか伝えられない想い
があって、2013年の終わりくらいから、
曲ってがんばったから良い曲が生まれるわけでもなく
でも、前を向きたい、というか向かいたい、というか
個人的な自分自身の内面を言ってるわけでなく
なんだろなぁ、
偶然にも、自分がアニメのポケモンに関わる事になった流れとか
それもかれこれ、17年も経ってる事とか
小6〜中学生のJ☆Dee’Zの4人とね、何度も何度も仕事で顔合わせ
彼女達と接しながら感じた事とか、
僕の事などまったく知らず、ポケモンの音楽!だ、、とTV通して
聞いてくれてる、たくさんの人の事とか、まとまりなく
そんな事を感じながら、、
これからのJ☆Dee’Zのいい切っ掛けになってほしいし
何度も、何度でも、聞きたくなるCDになってくれたら嬉しい。
 ミョン、ミョン、

2014.07.13

07/13/2014 “SCANDAL & 松本梨香さん”

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SME@乃木坂のスタジオで行われた
SCANDALさんのニコニコ生放送を見学
「ポケモン・ザ・ムービーもうすぐ公開!SCANDALのポケモン言えるかな?
 6元生中継SP-」
というようなタイトルの番組。
ゲストは松本梨香さん、
番組終了後、SCANDALさん達と少し話し
最新の「言えるかな?」が入ってるCDいただきました。
話した、、と書いたもののの、
一瞬ですね、言葉交わしたの
たぶん、お互い緊張して、いやマジで。
普段は、間に誰かが入ってくれて紹介してもらったり
されたり、、なんですが、
ま、全体の流れで、そんな風になってしまい、
少し残念な結果に、
A面は今年の映画のタイトルにもなってる「夜明けの流星群」
なんと19枚目のシングルなんですね、ぼっくりした。
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2014.07.06

07/06/2014 “毎年恒例映画試写”

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毎年恒例、夏のポケモン映画、完成披露試写会、鑑賞の為

東京ドームシティホールのある水道橋へ
ゲスト声優さん 三田佳子、松本梨香さん、毎度の中川翔子、ショコタン
AKBの渡辺麻友さん(わたし、まったくわかってない)
あと、吉本、大阪の芸人さん中川家とか、足立梨花さん,あぁ、山寺宏一さん
とか、ちょっと豪華っすね。
あとは、エンディングテーマを歌うSCANDALとか
今回は、短編のエンディング「ピースマイル」
あと本編のタイトル曲、遊助さんの歌う「メガボルト」と
2曲で関わる事ができ、やっぱ子供の反応のみたく、興味津々で
出かけた。
途中のトイレ休憩で、会場の外で、「ピースマイル」「メガボルト」を
口ずさむ子供達に何人も出くわし、気持ちがほころぶ。
ポケモンの音楽に関わって、約17年なんですが、
道ばたで、ポケモンの歌を歌う子供にたまたま出くわすと
ホント、ジンワリ感動する、
なんだろね、よく言う作家冥利に尽きる、というヤツですか?
おこがましいけれど、つい涙腺がゆるんでしまう。
SCANDALもシングルで初代「言えるかな?」をカバーしてくれた
みたいで、嬉しい限り。
彼女達とほんとは会って話したかった、、
大阪の都島区の学校に通っていたのが
バンド結成のきっかけらしく
Wikiにも大阪の京橋で、結成!となってるんだけど
僕も大阪の都島区にずーっと住んでいた経緯があって
なんかそんな話を伝えたかった。
で、肝心の映画ですが、
楽しかったですよん。

2014.05.29

05/29/2014 “ピカチュウ、これなんのカギ?”

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左から、Nono、ami、MOMOKA、Meik

アニメで流れたED曲「ピースマル!」が
今年のポケモン映画の短編のエンディングでも流れます。
今日流れたED、
踊るポケモンがとってもかわいかったです。が、
なんかインフォメーションの画面が3/4占めてて、w
まぁ、なんとも映像的には寂しいスタート。
(個人的にはちょっいと、ショ〜ック。)
話は飛ぶけれど、
前会社、N天堂でゲームのサウンド、ハード開発に関わってた年数と
アニメポケモンの音楽に関わってきた年数が、ほぼ同じになった。
だから、どうなん、という事ではないけれど
自分の中では、何か”移行期”といか節目を感じる今日この頃。

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