2009.10.05 カテゴリー:-vinyl, Music
10/05/2009 Harvest Moon@Cassandra Wilson
満月で思い出した!
それはカサンドラ・ウィルソンが歌ったハーベスト・ムーン。
原曲はニール・ヤング
このバージョンがホント好きだった。
この1995年に出たCassandra Wilsonの「New Moon Daughter」
もう、、ほんと震える。個人的には怖いぐらい好きなアルバム。
こういうのなんて表現すればいいんだろ??
このアルバム、ニール・ヤング他、U2だとかハンク・ウィリアムスの曲だとか
ブルースのサンハウス、モンキーズ、超スタンダードなムーン・リバーだとか
たぶん恋愛に関した歌詞の曲が集めてあるのでは?!
この選曲、カサンドラ自身が選んだのか?プロデューサーの意向なのか
わからないけれど、うならせられる。そして曲の流れがとてもいいし。
バックもウッドベース、ギター、バンジョーなど、、とても押さえた激渋な演奏で彼女の
歌の深みをいっそう深くしてる。
実はピアノの音がどこにもないわけで、、あぁ、、なるほど、と
彼女の声が、感情に、いや、脳に直接響いてくる印象なのはこのピアノレスのせい
ハンク・ウィリアムスの有名曲「I’m so lonesome I could cry」ほんと泣きそうな
くらい美しい。
まさに秋って感じで虫の声から静かに始まる、、この「Harvest Moon」!染み入る。
その声は「絶望」に追い込まれたような、そんな場所から歌ってるような印象を持つけれど
ジワ〜、、とホントに優しく力強いエネルギーをもらえる、、、プリミティブ!!
でも個性、アク強いから、、駄目な人は駄目かも。
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