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2011.04.11 カテゴリー:Daily Life

04/11/2011 ブンミおじさんの森


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微妙な体調続いてたけれど、
あまり動かないのもなぁ、と渋谷へ出たついでに
衝動的に映画館へ

映画の看板に書かれてた
ティム・バートンのコピーにつられて、つい、

2011年カンヌ映画祭のパルム・ドール賞受賞作品、
知らなかったけど、、タイ映画。

好きか?と言われると、、ん〜、その場では体調の事も
あったので少し退屈、でも時間経ってくると、ジンワリと、、

物語の中心にあるようなテーマに関しては、あまり
驚かない、というか、、僕も東洋人だし、

カメラワークも、そのテンポ感とかも、
あっ、こう来るのね、、と落ち着いたもの
ティム・バートン監督が気に入った、、という事だけ
よくわかる気がした。

ま、映画館ガラガラでした、、渋谷のど真ん中だけど

内容じゃなく語ると、、

全面にでてくるタイ?の自然の風景
さまざまな夜のシーンは、ほんと子供の頃よく行った
親父の田舎そのもの、、
とても近いもの感じた。
なつかしい、、というか、
夜の暗さ、深さ、時間の流れ
で、その暗闇の奥に何かが潜んでるような気配、、
そんな田舎の夜はなかなか寝つかれず
布団の中に潜り込み、虫の音、風の音、を全身で感じ
暗闇の怖さに耐え、何かを感じ取ろう、としてた
子供の頃を強く思い出した。
あんな黒い猿みたいなヤツいたのかもね、と
自然にそんな風に感じながら観てた。
なんでファンタジーでもなんでもなく
とてもリアルに感じた。

そう思うと、、こんな気持ちにさせてくれる映画
ハリウッド産ではありえないし、西洋全般的な映画には
なかったかもなぁ、

あ、やっぱ地味な映画だけど、好きかもね、
というか自分にとって性的な表現も含め
自分の子供時代の記憶のオマージュのような映画でした。

いや、ホントです。

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